虹のような広い心で [下]

「じゃー、バイバイ!」
「また、逢える日まで!」
「逢える日まで!!」


そなたたちに手を振って、あたしと愁は手をつないで家へ帰った


「そー言えば・・・ママたちは?」
「あ――莉華さんなら先帰ったよ?」
「まじ?なんでそんな先帰るかなぁ」


あたしはため息を吐いた


口からは、白い息がまだ出ている


「愁、あたしたちずっと一緒に入れるよね?」
「当たり前だろ?いやだっていうまで一緒に居てやるよ」
「あたしね、ママとパパみたいな家庭を築きたいの」


ママとパパみたいにいつまでたっても愛を忘れない家庭を・・・


愁と築き上げていきたいんだ



お互いいつまでたっても、名前で呼び合って


子供ができても、愛し合えるような夫婦になりたい


「しょーがねーなぁ!じゃー、俺が叶えてやるよ」
「本当?愁アイシテルよ」
「俺も愛してる」


一生一緒に居るんだ


あたしたちの望んでいた強い絆が今、繋がった


大丈夫、一生一緒に入れる自信がついたよ


どんな時も愛してる、どんな時も信頼してる。どんな時も好きだよ・・・