虹のような広い心で [下]

もう少し・・・もう少しであたしの番


「宮城 なずな!」


あたしの学校は、段の上に上がって名前を呼ばれる仕組みになってる


「おめでとう」


校長先生の優しい微笑みにあたしは心を打たれた


「・・・ありがと・・・っございます」


泣いてるあたしに先生は頭をポンポンとなでた


階段から降りてあたしはママたちに挨拶をする


涙ふかなきゃ・・・、早くふかなきゃ


席に戻るともう隣の子は号泣だった


「ちょっと泣きすぎじゃない?」
「あっあたしね、先生が好きだったの。もう会えなくなるって思ったら・・・」



まさかのここでの発言?!


先生好きだったって・・・、あぁあの若い先生ね


「そうだったの。告白は?」