虹のような広い心で [下]

「うぅ寒い。暖房入れよ―――っ!」


あたしが暖房に近づくと、そなたが話しだした


「あのね、2人に報告があるんだ」
「なぁに?」


うっちゃんとそなたがお互い見つめ合って手をつないだ


その光景を見て愁と目を合わせた


何だろう・・・ただ事じゃなさそう


「うっちゃんね、建築家なるためにアメリカに修業に行くんだ。うっちゃんがアメリカ修行から帰ってきたら、あたしたち結婚する約束したの」


結婚?・・・結婚するの!?


「本当に!?すご―――い!おめでとう!!」
「結婚式はいつになるか分からないけど、結婚式するときはなずたち呼ぶからね!!」


「じゃぁさ、うっちゃん俺らの結婚式出れね―の?」
「あぁ、出れないと思う。あっちに行くの卒業した次の日だし」
「そっかぁ、でも夢のためにがんばる人って尊敬するよあたし!うっちゃん頑張ってね」


かっこいいと思ってしまった


夢のために、大好きな人と離れて遠いところへ行ってしまうのに