虹のような広い心で [下]

「それじゃ、失礼いたします」
「気をつけて帰ってくださいね!」


ママが玄関まで見送りに言っていた時、あたしはパパと話していた


「大丈夫だったか?目赤いけど」
「大丈夫だったよ。目が赤いのはちょっと泣きすぎたから」
「そっか、ならよかったんだけどな」


パパの安心した顔


「心配してくれてありがとう」


パパの微笑んだ顔、愁にやっぱり似ていた


「愁・・・」
「・・・え?」
「あっ、なんでもないない!あたし部屋戻るね!」


パパから離れて、部屋へ戻った


愁に電話しなきゃなんだった


今日の帰り、愁に今日佐原先輩がくるって言ったら、俺もいくって言ったから


終わったら電話するっていっちゃったんだよね・・・


愁って変なことろ心配性なんだよね


3コールめで愁が、電話に出た