虹のような広い心で [下]

「ただいま愁!」
「大丈夫だった?なにもされてない?」
「大丈夫!なんか、謝ってくれて、あたしの家にも謝りに来てくれるって」


愁が驚いた顔をした後、『良かったな!』と言った


笑顔でうなずいて、愁とあたしの手が重なった


「あのね愁、あたし愁に言ってないことあるんだ」
「なに?」
「あたしね、今日から精神科へ通い始めたの」
「なんで?」
「リスト買った3回もするのは普通じゃないって言われて・・・」


愁はあたしを捨てるかな?


「そっか、精神科の先生はいい人だった?」
「・・・うん!すっごくいい先生だったよ」
「なら安心だ!頑張って乗り越えような。もういじめもなくなっただろうからさ」


あっそっか・・・佐原先輩が誤ってくれたってことはいじめがなくなるってことなんだ


「嬉しい!やっとあたしたちに普通の生活が戻ってくるんだね」
「そうだな!いっぱい愛し合おうな」


「あっ!忘れてた・・・性行為はしちゃだめって言われちゃった」
「なんで?」


「あのね、今あたし、なにかに依存してるんだって。一度覚えるとそれに依存しちゃうから、性行為依存で、知らない人ともしちゃうらしいんだ。先生の了承を得ないと出来ないんだってぇ~」


「そーか、分かった。我慢するよ」
「うん!ごめんね!すぐに治すからね」