虹のような広い心で [下]

「愁?」
「ん?」
「あたしは絶対愁を振らないよ。だって愁が大好きだもん」
「サンキューな、なずなを選んでよかった」






だって大好きなんだもん




どーしようもないくらいに




あなたが必要なんだ





「あたしは幸せもんだ。ありがとね。愁」
「どーいたしまして」





そのあとも映画を見ながら愁といちゃいちゃしていた




たまにそなたが注意するけどあたしたちは笑うだけだった