虹のような広い心で [下]

「花束と冠と彼氏からのキスをプレゼントします!彼氏さん、上に上がってきてください」


何が起こってるのか分からなくて、あたしは茫然と立っていた


愁が目の前に来て、あたしに冠をかぶせた


それで実感した、あたし優勝したんだって


「愁・・・っ」


愁の名前を呼んだあと、すぐに唇を奪われた


唇が離れて愁の嬉しそうな笑みを見た瞬間涙があふれた


「やったよ愁、あたし優勝で来たよ」
「すげーよ!なずなおめでとう!」


愁はあたしをもち上げてもう一度キスをしてきた


まわりが歓声で声が大きくなる


「おめでとうなずな!!」


ふいに聞こえたそなたの嬉しそうな声


そんな言葉一つ一つを耳で聞いていた