虹のような広い心で [下]

そうだよ、愁の言う通りだよ。あたしは愁が大好きだよ!


悪いかぁぁぁぁぁぁ!


・・・あっ!そなたのこと忘れてた


あたしの前にはいつの間にかうっちゃんがすわっていた


「うっちゃん!?」


前に座っていたうっちゃんの頬は赤くなっていて、涙をためていた


あの、どうしたんですか?


「大丈夫?」


うっちゃんの頬に手を添えて、すりすりした


愁は、うっちゃんにならやきもちをやかないから


「俺、氷貰ってくるわ」
「うん。お願い」


愁が立ちあがって傷気に近づいて行った


目線を愁からうっちゃんに戻し、事情を聴いた


「俺・・・、なっちゃんとは先輩後輩の中なんだ。でも、一度おれなっちゃんから告白されてるし、そなが不安がってるのは知ってた」


あたしはうっちゃんの眼を見ながらあいづちを打っていた