虹のような広い心で [下]

あ――あたし何言ってんの!?なんか頭の中ぐちゃぐちゃじゃない


「ごめんね、あたしには彼しか愛せないから」


そっちが天使smileならこっちも天使smileで返すしかない!


あたし天使smileなんかできたんだ


「はい!でも僕、あったら告白しますから。そのつもりで」


・・・話が見えないんですけど


ちびたはあたしたちから離れて、違うお客さんのところへ行ってしまった


愁は未だにあたしをギュ―――っと抱きしめている


ちょっ、ちょっと苦しいかも


「愁、苦しいよ!」
「あっ悪い。でもなずが悪い!」
「なっなんでよぉ!」
「男子に告白されてんなよなぁ。俺は女子が近付いてきても愛想尽かしてたのに。しかも俺にも見せない笑顔あいつに向けるし」
「愁もしかして焼いてるの?」


愁は、あたしから顔をそむけた


そむけても無駄だよ?だって耳まで真っ赤だし


「大丈夫だよ。あたしは愁だけだし」
「ま~な、なずは俺のこと大好きだしな」


また出た。このドSめ!