虹のような広い心で [下]

やっぱり、怒っていながらうっちゃんのこと探してるし


「そんなにうっちゃんが心配?」
「バっバカじゃないの!?」


そんな照れなくてもいいのにぃ


「あたしは心配だなぁ~、愁早く来ないかな」
「相変わらず、愁君大好きだね」
「まね!そなたと違ってあたしは素直だからね」


意地悪な笑みをしながらそなたを見つめた


「どうせあたしは素直じゃないですよ~」


あっいじけた。膨らんだそなたの頬を突っついているといきなり声をかけられた


「あの!水無月先輩と宮城先輩ですよね!」
「そうだけど?」
「あの、僕のこと覚えてますか?」
「え~、ごめん誰だっけ?」


そなたが男の子と話していると、あたしはその後ろにいた男の子に話しかけられた


「あの、僕のこと覚えてますよね?」


誰だっけ・・・、でも見覚えあるようなぁ


「身長伸びちゃったし分かりませんか?」


身長伸びたってことは小さかったってことだよね?


「あだ名はちびたです」