虹のような広い心で [下]

「ねぇちゃん誰まってんの?」
「ん~?そなたとうっちゃん」
「えっ!?うっちゃん先輩来るのか?」


うっちゃんは、おしとやかに見えて実はバスケ部のキャプテンだった


あたしときずきは2つしか違わないから、うっちゃんのことはよく知ってるし


きずきはうっちゃんのことをしたっていた


だから、うっちゃんが家に遊びに来るときずきは喜ぶんだ


「うん。くるよ。逢えるの嬉しい?」
「嬉しいに決まってるだろ!」
「そうだよね。きずきもキャプテンになったんだもんね。報告しなきゃだね」
「まぁな!うっちゃん先輩にあこがれて頑張ったしな」


きずきはがんばり屋さんだし、うっちゃんのこと好きだから、来年はうちの学校に来るだろう



「そーだ、ねぇもう進路は決まったの?」
「ま~、まだ3年なったばかりだしな」
「やっぱりうちの高校くるの?」


あたしがきずきに質問すると、きずきは顔をしかめた


あれ?反対されてるのかな?


「お前はもっと上に行けるって先生に言われてさぁ」
「そんなの考えなくていいよ!だって、進路はきずきが決めることでしょ?行きたいところ行けばいいよ 」