虹のような広い心で [下]

ママはあたしの荷物をもって、車まであたしたちを案内してくれた


「ねぇママ、今日どこかに行くの?」
「ん~?今日ねきずきの文化祭だからそこに行くの」


文化祭・・・あ~あたしもやったなぁ


毎年やってるんだよね。楽しかったなぁ~


「ねぇそれあたしも行きたい!!」
「ダメよ。なずなは家でおとなしくしてなきゃ」
「やだぁ!」


ママはあたしの精神を気遣ってだめだって言ってくれたのかもしれないけど、あたしぴんぴんしてるのよ?


「じゃーそなたも一緒なら行ってもいい?」
「も~、仕方ないわね。そなちゃんがいいって言ったらね」


やった!さっそくそなたに電話だ!!


「愁も行くでしょ?」
「えっ俺も行くの!?」
「当たり前でしょ?ねっ?お願い!あたしの退院祝いだと思って」



そなたに電話をかけてそなたが出るのを待った


「車出発するわよ~」


ママに『OK』のサインを出すと、車が走り出した


「あっそなた?今日暇?」
「・・・なずな?」


あっ!やばい・・・・あたしそなたに電話してなかったんだった


うわぁ・・・怒られる怒られる