虹のような広い心で [下]

あの後、2人して泣きながら愛を確かめ合った


愁のぬくもりが嬉しくて、愁の心があたしにあることが嬉しくて



何度も涙を流した。愁はあたしを抱きしめて話そうとはしなかった


あれから何時間が過ぎただろう。ママたちはとっくに家に帰って行った


「愁、もう面談の時間終わっちゃうよ?」
「今、なずなから離れたくない」


ベッドの上で2人横になって微笑みあっていた


「2人だとこんなにもあったかいのね。眠ってる間、寒かったの。寂しかったの」
「もう大丈夫、俺がそばに居るよ」


暖かい・・・



安心したのか、ウトウトし始めたあたしに愁が『眠っていいよ。ここにいるから』って優しい声で囁いた


魔法をかけられたみたいにすんなりあたしは受け入れ眠りに入った