虹のような広い心で [下]

愁の両頬に手を重ねて、愁の眼を見てこう言った


「愁、笑って?」
「笑えねぇよ。笑えるわけないだろ?ここまで追い込んだのは俺のせいなのによ」
「いいの。それでもいいから・・・笑って?あたし週の笑った顔が好きなの」


お願い、笑って?幸せそうな笑みをあたしに見せて?


愁は恥ずかしそうにあたしの眼を見て微笑んだ


「愁、ありがとう。ずっとお見舞いに来てくれて」


感謝の気持ちを込めて唇を合わせた


愁に触れるの久しぶり、あたし頑張れそうな気がする


「愁?何度ケンカしても、そのたんびに仲直りして行こうね」
「もう誤解されるようなことはしない。佐原とはもうかかわらない。なずなの嫌がることはもうしないよ」
「いつか・・・いつか笑いあえる日が来るのかな」


笑いあえる日が来るまであたしは何度でも戦おう


そして何度でも愁と仲直りをする


そして何度でも信じよう