虹のような広い心で [下]

はぁはぁはぁはぁ


息が上がるほど走っていた


後ろから愁があたしの手を引いた


「はなし、はぁ、きいて!」


何をいまさら聞けっていうの?


「愁まであたしを裏切るのね」
「違うって!誤解だって!!」
「何が誤解なのよ!あたしはこの目で見たのよ!?」


ごまかせないでしょ?あたしは自分の目で見たんだから


「もう無理・・・」
「え?」
「愁があたしの心の支えだったのに!もう誰も信じられないよ!」
「だから誤解だって!」


愁があたしに怒鳴った・・・怒鳴っても無駄だよ?今のあたしには何も耳に入ってこない


「・・・ごめんね愁、信じれなくてごめん」



ごめん、なさい・・・。



今のあたしには、このことがショックすぎて・・・信じれないよ