虹のような広い心で [下]

今日も放課後はそなたとおしゃべり中


やっぱり、そなたとしゃべるのは楽しい。あたしの話真剣に聞いてくれるし


親友だからかな?親友だから、あたしたちは分かり逢えるようになったのかな?


―――ピンポンパンポン



あれ?校内放送?



「2年5組の宮城なずなさん。至急職員室まで来てください」



えっ!あたしなの?



「なんだろ?」
「なずななんかしたの?」
「なんもしてないんだけどなぁ~、ま―一応行ってくるね」
「分かった」
「先帰ってていいよ」



本当は一緒に帰りたかったけど、先生からの呼び出しだからさ


絶対遅くなっちゃうって察したあたし


「先生。なんですか?」
「あぁ、今日集めたノート、運んでほしくてな」
「えぇ・・・なんであたしなんですか?」
「お前らなやってくれると思って」
「も――、仕方ないですねぇ。あたしが運んであげますよ~」


先生の手からノートを取って職員室から出た