虹のような広い心で [下]

「~ん、先生?」
「あっ、起きた?大丈夫?落ち着いた?」
「うん。頭冷やしたからもう大丈夫だよ。戻らなきゃだね」


教室に戻らなきゃ


「先生?またあたし壊れたらどうしよう。そなたを傷つけたらどうしよう」
「大丈夫だよ。どれだけ傷つけても、彼女は宮城さんから離れていかないよ」
「なんでそんなこと分かるの?」
「彼女ね、授業が終わるたびにここへきて、宮城さんの具合を聞きに来たのよ?」


あんなひどいこと言ったのに、まだあたしを信じてくれるの?


「なんで・・・なんで?そこまでしなくてもいいのにぃ・・・っ」



あたしは手で顔を多いながら涙を流していた



せっかく、戻れると思ってたのに。せっかく目のはれが引いたのに



そなたはあたしを泣かせる天才なのね



「せっんせい?あったし、そなたにっ謝りた、い」
「謝ればいいじゃない。戻れるのよ?ちゃんと戻れるの。心はあなたたちの心は強いきずなで結ばれてるのよ」



先生、ありがと。先生がいて食えたから今あたしはこうして笑えてるんだ



そなたと一緒に入れるんだ。この時の言葉があったからこそあたしは素直になれたんだよ


そなたに、言いたいことを言えるようになったんだよ



あの言葉があったからこそ、あたしは今生きてるんだ。生きようと思ったんだよ