虹のような広い心で [下]

「な~んか、あたし眠ってる間に愁と話したような。話してないような」
「話したぞ?確かあの時なずな、“愁、ごめんなさい”っていってたよ?」



夢で見た気がする・・・夢じゃなかったのかな?



「何がごめんなさいなの?」
「あたし愁のこと、さけてたんだ」
「あ――、きずいてたよ?」
「うん。だからごめんなさいって謝ったの」



愁きずいてたんだ。ま―あたしあからさまに避けてたしね



あたしの行動に笑っちゃう


「ふふふっ」
「何笑ってんだよ」



愁の掌があたしの頭をぽんぽんと2回なでた



その手の上に自分の手を載せてそのまま手が下がって手をつないで登校した