虹のような広い心で [下]

「分かった。おやすみなさいママ」
「おやすみ」



あたしが眠るまで、ママはあたしの手をずっと握ってくれてた



熱のせいであたしは子供になってたんだと思う



ママの手がすごく暖かくて安心できて、やっぱりママはあたしのお母さんなんだなぁって思った



この時、たぶんあたしは寝ながら涙を流してたんだと思う



久しぶりに人の温かみを感じた。愁朋最近逢ってないし


愁なにしてるのかなって思う時もあるけど、今逢っちゃうと弱音はいちゃいそうで



ずっと避けてきた。さけるなんて悪いことだと思うけど、でもどうしても会えなかった



「愁・・・ごめんなさい」
「大丈夫だよ。俺怒ってないよ」



愁の声が聞こえた。愁ありがとう。あたしを好きだって言ってくれてありがとう


こんなあたしを好きでいてくれてありがとう。