虹のような広い心で [下]

あれは冬休みが終わって3学期のころかな?あたしが我慢できずに泣きながら保健室に入った時、先生は自分のことのように話しを聞いてくれた



先生は、あたしが愁と付き合ってることを知ってるし、そのことでいじめにあってることも知ってるけど、あたしが何もしないでって言ったんだ



だって、そ―しないと愁に知られちゃうから



話す気なんかなかったのに、あたしの弱い心が出たんだろう



あれ以来先生はあたしに優しく接してくれるようになった



それが心の支えでもある



「そなた、今日一緒に帰らない?」
「うん。良いよ」



掃除の時間、あたしとそなたはホーキを持ってゴミを掃いていた