「朝から赤い顔していやらし〜!」



そう言いながら私たちの隣を通りすぎて行く



私はその言葉に再び顔を赤くする



その横でそんな私を見て笑い出す斗真くん








「うわ!何!?この子!?」


「ちょっと!美桜、離れなさいよ!」


「嫌です」



遠くの方で聞こえる、浬世也と優ちゃんと美桜ちゃんの叫び声はこの際置いといて



私は隣にいる斗真くんの横顔を、ジッと見つめた