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「もー…あんた本当にバカだねぇ…」
深雪ちゃんが呆れた声を出しながら、氷の入った袋を私の目に当ててくれる
「冷た…っ…」
私を心配した深雪ちゃんは、私を保健室まで連れて来てくれた
保健の先生は私の顔を見て驚いた顔をしながら、ホームルーム中だけよっと言って職員室に戻っていった
「ここの保健の先生、女の子の恋愛悩み相談聞いてくれるから、結構話しわかるよ〜」
「ふーん…」
私と深雪ちゃんは先生の出してくれたパイプ椅子に向かい合わせで座っていた
深雪ちゃんから氷の入った袋を受け取って、今度は自分で目に当てる
「それにしても、斗真によくそんなこと言ったわね〜あきれたわぁ〜…
それにそんなの無駄よ!無駄!」
「………」
「あんな自分のことしか考えてない俺様に、人の気持ち分かれなんて」
そーなのかな?
でも斗真くんは私の気持ちはすごくよくわかってくれるよ?
「あんたも素直に従っとけばいいのに、バカね〜
普通、そんなことされたら女の子はみんな喜ぶの!
あんた変わり者?」
深雪ちゃんの言葉が耳に痛い



