私 井上リカ 19歳ネイルアーティストを目指し…専門学校へ通う普通の学生…。

まぁ…でもなんの取り柄も無いこれといって自慢出来る事も無く…毎日夢に向かって頑張ってます。
ある夏の暑い日…
変わらず学校で勉強中…


隣に座る友達の 麻生 蘭 (らん)

高校からの友達で、2人は同じ夢を追いかけてる。

お互いが刺激しあい、いい友達…。

「ねぇ…りか!」小声で私を呼ぶ。


「どうしたの?」


「どうしたのじゃないよ…今の聞いた?」

????…。


全く聞いて無かったみたい…。ははは。

「ごめん。」

「来るんだって。」
???
「誰が!?」

「神野 瑠」(じんの りゅう)

「…そうなの?」

「凄くない?」

「いつ来るの?」

「今!!」

なんて聞いた時には遅かった!
私の後ろに影が…。

「そうなの…ってあんまり驚かないね…君!」

///神野 瑠//

肩に手を置かれた私は…何が何だか…。

周りの悲鳴のように聞こえる興奮声は私には聞こえて無かった…。


ポカーンと開いた口が塞がらずにいた私に…。


耳元で…

「ここに連絡しろ!絶対にな!しないと…。」

私のポケットに小さな紙を入