その笑顔がどれほど俺の力になったことか。 その言葉がどれほど支えになっただろうか。 俺のダンス人生を支えてくれていたのは この人たちであり、 この人たちがいなければ、 今の俺は無い。 コンテストなどに出場するにつれて、 俺のことはちまたで有名になっていた。 「13歳の素晴らしいダンサーがいるらしい。」 ダンス界ではそれなりに名のしれたダンサーになっていた。 ある日、俺の家に一本の電話がかかってきた。