「え、大丈夫!?」 顔を上に動かして、見えた顔に、目がチカチカする。 「だ…だいじょーぶ……」 純くん、だ……… 学校の王子様は、相変わらずのオーラをまとって、私の前に立っていた。 …声に、驚いた。 びっくりして、手が滑った。 恥ずかしいなぁと思いながら苦笑いしていると、純くんも笑いながら手を差し伸べてくれた。 「なにしてんの」 …王子様だ。 ほんと…きらきらしてる、なぁ。 優しく差し出された手をとる。 けれど立ち上がらない私を見て、純くんは不思議そうな顔をした。