眠り姫はひだまりで


床に足をつけて、私は口を開いた。


「…純くーん…?」


向こう側に顔を出すと。


「…お、色葉」


机に体を預けて、携帯触ってる純くんが見えた。

携帯をしまって、爽やかスマイルで「こんにちは」って挨拶。

「…こ、こんにちは」

ふわぁあ。

ひ、久しぶりだ、このかんじ。

純くんだよぉ…!


「来てくれないかと思った」


ホントに嬉しそうに笑う純くんに、胸がきゅうってなった。

キンチョーしてるのを悟られないよーに、精一杯声を出す。