にこにことしているお母さんは、驚いて扉の前に突っ立っている私を、食卓へ引っ張る。 誕生日おめでとう、って……… 「…わあ」 食卓には、ろうそくの立ったホールのチョコケーキ。 それと、豪華な食事達が、並べられていた。 「…つ、つくったの?」 「ケーキは買ったやつだけどね。他は、つくったわよ。優馬も手伝ってくれたんだから」 ね、とお母さんが言うと、優馬は少し恥ずかしそうに、「うん」と頷いた。 「…姉ちゃん、おめでとう」 …また、サプライズ、されちゃった……。