眠り姫はひだまりで



暗い道を、ふたりで歩く。


「…あの……い、いいの?」

送ってもらって、いいのかな。

恐る恐る訊いてみると、純くんは前を見ながら「いいよ」と返事をした。


「俺が誘ったんだし」


….そ、それは、そうなんだけど。

あ、なんか、ヤバイ。

にやけそう…

「あ…ありがとう………」

その言葉で、精一杯。


ガサ、と、枕の入った袋を抱える。