母が仕事に出かけるのを見届け、玄関に向かった。 登校拒否児という肩書きは仕方ないとして… 黙って家にいるのは気がひける。 自分のこの状況を母に許して欲しいと甘えているようで、いたたまれない。 あたしに、そんな資格はないんだから…