「はぁ…はぁ……」 理恵がやっとたどり着いたのは学校の屋上だった 「……理恵、話って?」 私は理恵に聞いた 「………私、雅君のこと好きなんだ」 理恵は少し照れる素振りを見せながら言った …理恵が七瀬君を…… どうしよう… 「それでね?百合、雅君と仲良いよね!わたし、百合に協力して欲しいんだ!」 ドクドクと波打つ鼓動 理恵に取られたくないという思いでいっぱいになった ………七瀬君 私、貴方のこと………