キーンコーンカーンコーン


「おはよう!みんな席についてー!」


チャイムとともに先生が教室に入ってきた


「…えっと、今日は放課後に専門委員会があります、委員会入ってる人はこの紙見といてねー」


先生が今日のスケジュールを話していく


……委員会かぁ


私何か入ってたっけ?


「じゃ、ホームルーム終わりまーす」


そう言って先生は教室を出ていった


それを見計らったかのように教室が騒がしくなる


「道木さん」


騒がしい中で彼の声が聞こえた


「……七瀬君」


彼はいきなり私を立たせた


「えっ?な、七瀬君?」


驚く私をよそに彼は私の手を引いて強引に教室から出た