次の日…


暖かい光で目が覚める


……今日は凄く目覚めがいい


ソファーから起き上がり辺りを見回す


…悪魔や母はまだ帰ってない


こんなに気持ちのいい朝はいつぶりだろうか…


ふと昨日の彼の言葉を思い出す


「君を信じてる……」


彼はそう言って私を抱き締めたんだ


今日は学校に行こう


……彼を信じるってきめたんだもん


怖がってばかりじゃダメだよね


私は鞄に全教科の教科書を詰め込んだ


お、重いけど…行こう!