私は手を振り払い一気に家を飛び出した 「待てごらぁ!!」 異常なほど怒った悪魔を背に… バタン!! 「っはぁ……はぁ……」 どうしよう… どうしよう!! このままじゃ悪魔に捕まる!! と、その時だった 「道木さん!」 誰かが私の手を強く掴んだ 「誰!?」 振り返ると…… 昨日の彼がいた