――――――――…… ―――――――――――…… 紅葉が終わり、寒さが厳しくなってきた頃。 カラカラ… 「裕太にぃ」 卒論で忙しくなった俺は、3週間ぶりに裕太にぃに会いに来た。 「…蓮くん」 すでに、体力が無くなってきてる裕太にぃ。 ベッドが少し立ててあって、そこに寄りかかりながら窓を見ていた顔を、こちらにゆっくり向ける。 「裕太にぃ…」 いつもよりも一層儚い笑みで俺を迎え入れてくれた。 .