ホストな君と不器用な私





言いたい放題だった愛美って人が



言葉を詰まらせた。



「い、樹のバカっ!」




と言って走って行った。




「あいつ、何でおれの部屋知ってんだよ……。」





「て!何で嘘つくの!!」




「ん?俺の女だってわれて嬉しくねェの?」





「嬉しい訳ないじゃん!!!」






何でこんな軽い男の女なんて!




やっぱりサイテーだよ。