「わぁー。これ絶対高いよねー。」





私は鏡を取り出して、そのプレゼントの正体を見た。




銀色のチェーンにピンクの可愛いハートがついたネックレスだった。





「それ、買うのすっげー恥ずかしかったんだからな!」




樹がさっきよりもっと赤くなってる。




男の樹がが一人、女の子向けの店に入り、これを選んで買っているところを想像してみた。





「プッ…。」





「わ!笑うなよ!!ひでーな。」





「ご、ごめん!!つい………。」




「ついって、さいてーだなお前!!」





その後、時間のたつのを忘れ、ずっと言い合っていた。