友梨亜ちゃんが部屋から出てきた……。






「もしかして、まだエッチしてないの?」






「う……。」





友梨亜ちゃんに単刀直入に聞かれたので、ドキッとした。







「あり得ないでしょ。まさかねー。いっくんに愛想尽かされるかも。」






「え?!」






「ふっふ。ねぇ、知ってる?義理の兄妹って、恋をしたり結婚したりできるんだって。」






「ええ?!」




もう、完全に友梨亜ちゃんのペースだ。