友梨亜ちゃん、そんなことを思っていたんだ……。









「友梨亜ちゃん、あなたの思いは分かった。だけどあなたは孤独じゃない。」





私は、一言一言ずつを大切に言って言った。





「私も、樹と出会うまでは、孤独だった。でも、出会って、ほんとによかったって思ってる。いつか友梨亜ちゃんにも、素敵な人が見つかるよ。孤独になればなるほど、きっと現れてくれる。」






「・・・・・・・。」









「………ご飯、ここに置いとくね?良かったら食べて?いらなかったらいいよ。」






今は友梨亜ちゃんをそっとしておこう。