ホストな君と不器用な私





「はぁ?こんな子がいっくんの彼女?


 あはは!笑わせないでよ。


 こんなどこにでもいそうな奴が


 いっくんの彼女?ありえない~。」




見下された……。


そうですよー。私はどーせ普通の女の子ですよーだ。


 
あなたみたいに可愛くてスタイルもいい子には



かなわないよ!!




「そんなことはどーでもいいから


 お前、早く帰れ!」




樹が怒鳴った。



「嫌。こんな子が樹のそばに居るなら

 
 尚更帰れなくなっちゃったな~。」


と言って、私を見下すような目で見た。


何なの?この子!!!