樹はため息をついた。 「あ、紹介する。こいつは血の繋がらない妹の友梨亜。確か沙良と同い年だった気が…。」 わ!私と同い年? この顔と声の合わない子が? 「あんた誰よ。」 あ、たぶんこれが素だ。 絶対樹の前では可愛い声出してる。 「あ、あの私は…。」 「俺の彼女。」 わー。俺の彼女だって♪ 嬉しいな……。