「声出し過ぎて喉かわいたろ?」 「あ、ありがとう…。」 意地悪だけどちょっぴり優しいところがやっぱり嫌いになれない。 寧ろ、好き。 「次どこ行く?」 樹はマップを開いた。 「んーとね………。」 「沙良?」 声がした。