私は樹の持っているマップを覗き込んだ。 今、超接近してるよね? 樹の髪が私の肩にかかってる……。 心臓が、持たない~~。 「沙良?」 「あ!あのね?これ乗りたい!」 私が指差したのは……… 「ジェットコースター?乗れるのか?お前。」 「乗ったことないから乗ってみたい!」 もう、乗る気は満々だった。