沙良side 「樹!お待たせ!!」 私はリビングに居る樹に駆け寄る。 ……何? 目、合わせてくれない。 「樹!服、どうかな?」 私は心配で聞いてみた。 もしかして、似合ってないから? 「……いや、むしろその逆。」 「へ?」