夜…夢にあいつが出てきた。 目が覚めると絶望感に襲われる… なんだか学校に行く気がしなくて、昼くらいまで街をブラブラした。 でも、一人でいればいるほど昔を思い出してしまう。 こんな時は啓太のハイテンションが意外と役に立つもんだ。 学校に行くと誰かと廊下の角でぶつかった。 楠だった。 なんだか訳わかんない奴らに追いかけまわされてるようだ。 その女達は俺の顔を見ると、逃げるように去っていった。 仕方ないか…この学校の奴ら全員から嫌われてるからな…俺…