「・・・好きなんだけど。でも、これ以上はしない。もう寝て。寝るから」

「・・・手、つないでいい?」

「どうぞ?」


 少し、笑ったような気がした。


 布団の中で手を動かすと、少し骨ばった手にぶつかる。


 握ると、握り返す。



 安心して私は眠った。


 怖いなんて、もうどこかに飛んでいた。

 



 ・・・・未来の旦那さん。


 これからもよろしくお願いします。