まぁ、後は普通に過ごした。

 夏休みの課題をしたり、映画のDVDをみたり。

 Hなシーンで、ほんの少しきまずくなったり。


 そんなこんなで、夕方になって。

 夕飯を作って食べて・・・。


 という、まぁ、普通な普通な日常を過ごしました。


「お風呂、借りるね」

「あ、わかった」

 私は着替えを取り出して、脱衣所に向かう。

 何か、普通だよね。

 まぁ、普通でいいんだけどさ。


 こう、人の家で脱ぐって・・・何か恥ずかしいんだよね。

 周りに人がいるわけじゃないけど。

 私は、服をドンドン脱いでいってお風呂場に入った。


「まさかの大理石・・・?」

 タイル張りされた床は、ツルツルしていて高級感が溢れている。

 しかも広い。

 どんだけ金持ちなんだ、ここは。


 大理石の感触に慣れながら、体を洗ったりしていく。

 
 シャンプー・・・どれ使えばいいんだ。

 このピンクのって、お母さんのヤツかな。

 この黒いのが・・・お父さんので。

 この青が・・・仲谷くんのかな?


 あぁ、何でシャンプーのボトルが3本もあるわけ!?

 そんなにいらないでしょ!?


 しょうがないから、なんとなく青のボトルのシャンプーにした。


 あ、いい香り。


 このシャンプー、私の家にもほしいけど・・・高いよね。