「とりあえず色々乗ろう!」
私は由梨に手を引かれて、アトラクションのとこまで走る。
そのあいだ、中学生の修学旅行を思い出していた。
・・・そういえば中学生のとき修学旅行で遊園地にきて、由梨とたくさん色々なアトラクションを回ったなぁ・・・。
あの頃は、常に一緒にいたのが由梨で。
今は浩貴。
由梨は寂しかったのか・・・。
それが分かってあげらなかったのは、私のミスだなぁ。
私は、今まで由梨といれなかった分の時間を埋めるように、アトラクションを乗りまくった。
・・・・・・絶叫系に乗って気持ち悪くなったが。

