私の犯した過ち~お腹に宿した子~

ペンが他の人みたいに動かない。
他の人には思ってもないことしか書いてないから。
横目で見ると水谷くんはスラスラ書いていた。

「書けたよ。どうぞ」

水谷くんが私のアルバムを渡してきた。

「あ、ちょ、ちょっと待ってね」

二年前の出来事を思い出す。