私の犯した過ち~お腹に宿した子~

卒業式だ。

アルバムに寄せ書きを書いてもらうみんなに紛れて私もアルバムの後ろの白紙を埋めていった。

「鈴木さん、久しぶり」

誰かと思うとその声の主は彼だった。

…水谷くんだった。

「あ、ひ、久しぶり」

俯きながら答えた。

「鈴木さん、アルバムに一言、書いてよ」

笑う水谷くんに懐かしさを感じた。

「うん。あ、私のもいい?」

「もちろん」