私の犯した過ち~お腹に宿した子~

やっぱり自分が好きな事をするとそれは間違いになっちゃうんだ。

学校が終わり教室に人が少なくなってきたところで水谷くんが私の机の前に来て笑いかける。

「帰ろっか」


いつものように頷かず

「なんか、先生に呼び出しくらってさ、先帰ってて」

ぎこちない笑い方で彼にそう言った。

私は水谷くんが帰って数十分したところで見計らうように私も教室を出た。

水谷くんの下駄箱に『別れてください。 美紀』
とだけ書いた手紙を入れて。